「相手の仕事について、こちらから話すな」
「相手の仕事について、こちらから話すな」
「政治とスポーツの話はするな」
とか、いろいろと教わった。日常会話での禁止事項ではなく、男性と話すときの心得。
仕事の話をしないのは、仕事というのは結構たいへんでしょ。だから、そんな大変な思いから解放させてあげるためだと思う。もちろん、仕事の話をしたい人とは話すよ。
そういうこともあって、私は相手のプライベートについて聞くときは非常に話題を選ぶ。相手が話してくれそうな話題を会話の中から推測して、それについて探り探り話してみる。
人によっては職業を隠したい人、仕事の話をしたくない人、世俗的な話題を避けたい人、ただただ戯れたい人などがいるから、それを見極める。
相手が許容する話題が推測できない場合は、相手のことについては一切何も聞かない。
相手が喜んで話したくなるような話題は何か、というのを相手のバックグラウンドや会話から推測して話してみて、相手の反応を見ながら話題を探ってゆく。
相手の反応が悪ければすぐに話題を変え、相手が食いついてきたら、それをグッと深めてゆく。
会話にしても、人間関係の構築にしても、私はまだまだ修練の最中だけれども、ここまで来るのには15年くらいの歳月がかかった。うまく話せなかったり、相手がシラケてしまうことも多々あった。
もちろん、相性はあるけれども、相性の合う人が少ないのは自分が未熟だからではないかと最近思うようになった。つまり、相手と空間を作っていくような雰囲気、会話の内容(知識とか視点とか考え)というのを自分が持っていないということ。
学歴などのバックグラウンドの違いを言い訳にして話題がないという人もいるけれども、相手の持っている素敵なものを見つけて、そこを引き出していけば、相手と独特な空間を持つことができるような気がする。実際に、マレーシアの人々と私はまったくバックグラウンドが違うけれども、一緒に時間を過ごして楽しむことができる。
◇
この記事を熟読する時間はないけれども、これはあくまで北新地(大阪の銀座みたいな位置づけのところ)の遊び方の話なので、このような世界に過度にあこがれて変なお金の使い方をするのはあまり勧めない。
多くの人は節約して日常生活を送っており、このようなお金の使い方をしたり、高級品を身に纏うのは、銀座や北新地だからというだけの話。
この常識はそういう場所ならではというところもあるような気がする。
北新地の研究はチョロッとしただけだけれなので、私もハッキリしたことは言えないけれども、ステータスの象徴としてそこに行ったり、欲望の駆け引きというのもある。結構、エグいところもある。
あと、愚痴を言わない方がいい?とか何とかあるけれども、個人的にドンドン言わせた方がいいと思う。だって、この世の中、理不尽なこともあるし、くっそストレス溜まるでしょ? そういうのを抑圧させたくないよね。
もちろん、愚痴を言わない人は、物事をネガティブに捉えないから自然と愚痴が少なくなるというのも分かるけど、まぁ、人生いろいろとありますからねぇ・・・。
愚痴を言ったら、スカッとして、パァッと心が明るくなったりするじゃない。
ということを、テキトーに書いてみた。というか、この心得帳が何故か私のPCに入ってるんだよねぇ。欲しかったらあげます。
におい
外の空気をいっぱいに含んだ洗濯物のかおりで、幸せなきぶんになった。
これまでは手洗いだったので、洗濯物が乾くのにとても時間がかかっていた。洗濯機、水を絞り出してくれて、ありがとう。私の腕力じゃ敵わないわ。
なぜ洗濯機を使わなかったかというと、4階に住んでいて、洗濯機のある1階に降りるのがめんどくさいから。トータルの時間でいうと洗濯機を使った方が明らかに早いのに、洗濯物を洗うのが、ちょっとした息抜きだった。そして、いろんなことを気づける仕事でもあった。洗っているときの洗濯物のにおいで、自分の一日の行動の程度が分かる。よく歩いた日は、やっぱりたくさん汚れている。洗濯物を通じて、自分のからだを知る。
二度ほど洗剤で洗うと、きれいになる。でも、水で流すのは水が透明になるだけではちゃんと洗剤がとれないということに気づいて、洗う回数を増やす。
ああ、こういうことを、昔はやっていたのだなぁとか思いながら洗濯をする。
それで、4階にみんな干していたのだけれど、嵐で洗濯物が飛ばされて以来、禁止ということになった。もともと禁止だったのだけれど、マレーシアというのはルールがあってないようなものなので、みんな構わず干していたのだ。
しょうがないので、めんどくさいと思っていた洗濯機を使うことにした。なにより、細かいお金を持っておかないといけないのもめんどくさい。両替のために買い物に行ったりする。
でも、明らかに洗濯機を使った方がはやかった。私の腕力で絞った洗濯物とは大違いで、松下幸之助さん、ありがとう、と思った。あ、パナソニックの創業者です。
ここのは松下幸之助の洗濯機ではなく、よく見たことのない洗濯機で、AIUのものよりも期待していなかった。でも、きれいに洗濯と乾燥がなされていて、うれしかった。AIUだと2回も回しても乾かないの。
今日は1リンギのお札が足りなくって、洗濯を外に干した。
「ああ、めんどくさい」と、これまでよりは遥かに楽なはずなのに、なぜか手洗いのときよりもめんどくさく感じる謎な私。
マレーシアでは、晴れていても、とつぜん大雨がふる。
でも大雨がふる前に、おおきな雷が鳴るということにだんだん気づいてきた。
今日はお家でゴロリンとしてたので、雷が鳴ったと同時に洗濯物を取りに行った。いつもは濡れてもいないので、湿気で湿って、乾くのにの3日もかかるのに、今日は洗濯機のお陰で1日できれいに乾いた。
洗濯物をとり、この文章を書き終えた頃に、雨が降り出してきた。
ここの雷はカラダまでズンズンと響く。でも、誰も驚かない。「なんで驚くの?」と、昨日マレー人に言われて笑ったものだ。
毎日毎日、大粒の雨がふるのに、ここの人は傘を持たない。止むまで、みんなで集まってぺちゃくちゃ話をして、待つ。
雨という防具も持たず、待ち合わせ時間には集まらない。
でも、そんなときに生まれた余暇を思う存分たのしんじゃうマレーシアが大好き。
中国人ルームメイトに支えられて。
あなたを縛りつけたい。
「においを嗅ぐのが好きなんです」
新妻が言った。
「僕のね、この辺りから彼女は嗅いでゆくんです」
新郎は首を右にちょっと傾け、左側の首筋を指差す。
新妻が新郎の首筋にくちびるを這わす光景が脳裏に思い浮かんでくる。
「それでね、だんだんと下にさがってくるんです。それで最終的には下に」
ー どの辺りです?
「ふとももを開いたあたり」と、指をさす。
「ほら、だって会社のお昼休みとかに女性とロッカーで何かしちゃっていないかって考えちゃうじゃないですか」新妻は言う。
それって、においを嗅ぐのが好きなのではなくって、露骨に言っちゃうと、浮気チェックじゃないの?
男性は嫌そうな顔をしていない。
そうやって監視されるのが好きなのだ。そういうところに愛を感じるのだ。
このふたりの間に生まれる世界観というのがあるのだろうな。と私は思った。
そしてー
それと同時に思ったのは、『やっぱり結婚制度を壊しちゃうのって難しいんじゃないだろうか』ってこと。
結婚制度って束縛でしょ。自分以外の人を見つめないで、キスをしないで、ってことでもある。まぁ現実的にできなくはないけれど、SEXをしたら日本では法律で罰せられるわけです。
それで、なぜ結婚制度があるのかってずっと考えてきて、浮気とか不倫とかある以上、結婚制度ってムリがあんじゃないかな? って思っていた。
でも、違う考えも浮かんできた。
つまり、秩序を保つために結婚制度があるかもしれないってこと。
人によるんだけど、浮気とか不倫とかされちゃうと、すっごいイヤだ!って思う人がいる。中には狂気的になる人もいるわけです。そうしたら、争いごとが起こっちゃう。だから、結婚制度で縛っちゃう。
中には子どもを置いて出ていっちゃう人だっている。だから、秩序を守るために縛っちゃうかもしれないってこと。
(参照:新婚さんいらっしゃい!)
私はスマホよりもぬいぐるみと遊びたい。
スマホの中にどんなアプリが入っているかにもよるなぁ・・・。辞書とか事典とか、株式情報のアプリだけ入れていたら、子どもはどんな反応をするのだろうか? ←あえて株式w
スマホ以外に絵本、積み木、スケッチブックで代替えってできないのかな?(外だと絵本とぬいぐるみ)私の友だちはオモチャの代わりにピアノを置いていたら、習わせていないのに子ども達がいつの間にか弾けるようになっていたと言っていたから、子どもの自立力、創造力って無限大だよね〜。
忙しくても放っておけば子どもって一人で遊ばない? 私はよく散歩に行ったり、親の店がいくつかあって、それを自転車で回ってお姉ちゃん達と遊んでた。← 家の人にはそこそこ放置されていたけど、楽しかった。
それに、子どもが泣いていたら、他人に迷惑をかけない程度に泣かせておけばいいじゃない。
◇
依存症や怒りっぽくなっちゃうのも怖いんだけど、親がスマホばかり見ていて子どもを見る時間が少なくなることも怖いかな。
子どもの様子や状態をちゃんと洞察しないと、子どもの成長のための適切な対応ができない。
それに、子どもとの対話が少なくなっちゃう。子どもにとっては周りとの対話が大切だし、そこから愛情を感じるからね。
だから、妹に呼びかけられたら、よっぽど大事なことをやっていない限り、目を見て言葉を返すようにしている。
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