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「男をサイフにするならば、相手との信頼関係の構築を諦めなければならない」

「男をサイフにするならば、相手との信頼関係の構築を諦めなければならない」
私は、数々の経験を通して、こういう結論を出した。それは、相手をサイフにする場合は、やはり相手を利用しようという考えがあるからだ。だから、「女をSEXマシーンとして扱うならば、相手との信頼関係の構築を諦めなければならない」と言い換えることもできる。
 
例外もあるかもしれないけれども、現在は思い浮かばない。数々の恋愛を観察してきた男性にこの言葉を言ったら、しばらく考えたあとに同意の意を示した。違う視点を提示することの多いこの人は、なかなか同意することはないのだが、このときは同意をした。
 
私は、ある女性に、男性に貢がせたいのだが、どうすればいいか? という質問を受けたことがある。これは回答するのに時間がかかるし、様々な事例があるので、今回はそこまで書くことができない。
 
何故かというと、これは、相手との相性があるし、相手の性質を見極める必要もある。そして、女性側にどれだけの手腕があるかということも問題となってくる。また、相手が見返りを求めてくることも考慮しなければならない。それに、いくら貢がせると言っても、相手を破産させないくらいの分別は持っておいた方がいい。相手の人生を破滅させるのは、私はお勧めしない。
 
まず男性のタイプであるが、貢ぐのが趣味という人間、貢いだ分の見返りを求める人間、そもそも貢がない人間などがいる。第一に、貢ぐのが趣味な人間には、むしろ貢がせておくのが彼の幸福に繋がる。第二に、見返りを求めてくる人間は、SEXを求めてくる可能性が非常に高いので、高価なものは買ってもらわない方がいい。
 
次に、やり方であるが、私は貢がせるのが上手い人間ではないので、参考にはならないかもしれないが、言えることだけ言う。「男はSEXできると思えば、いくらでも金を出す」と、ある男性が言った。でも、男性に貢がせる場合は「SEXはしない方がいい」と彼は言う。それは、SEXをすると、男性側が女性を攻略したと思って、離れてしまう危険性があるからだ。もちろん、逆に深みにハマってゆく場合も大いに有り得る。彼いわく、貢がせるときの手法としては、「SEXしてくれるかくれないか」という微妙なラインをチラつかせるのが1番効果的であるらしい。あとは、相手を自分に虜にさせる手腕が試される。
 
私は、「SEXしません」と宣言するから、うまく貢いでもらうことができないのだろう。わざわざ宣言する必要もないので、言わないこともあるけれども、相手がより金を出すようになったことがあり、これは本気で期待しているなと察知したときは「私とSEXしたくてお金をそんなにかけるなら、それは有り得ないから、そんなに金を使うな」と言ったことがある。そうしたら「じゃあ、これまで金を使った意味がない。もったいない。君にたくさん金を使ったんだから、僕に何か買ってくれ。」と言われたので、彼の好きなものを買ったら大喜びしていた。それでも、彼は「エッチさせてくれないくせに」と文句を言いながら、金を使うのだから、よっぽど遊び相手が欲しかったのだろう。
 
そして、相手に貢いでもらう場合は、それなりの犠牲も必要である。それは、相手とデートをしなければならないということである。デートをし、その時間で相手を満足させるから、相手も金を使うようになる。だから、最初から派手に金を使ってもらうと関係が続かない。一気にドカンと金を使うけれども、二度三度と続いていかない。だから、じっくりと時間をかける必要がある。
 
だけれども、ある時期から時間が勿体なく思えてきたことがあったし、そういう遊びも飽きてきたので、やめた。自分で金を出す方がよっぽど楽だと感じるようになった。それに、こういう関係に虚しさを感じるようになった。相手を利用して、信頼関係が築けるわけがなく、何も残らないのである。
 
私は相手の人生を破滅させるのは絶対に避けたいと思っているので、相手の給料を予測し、その範囲内でお金を使ってもらうようにしていた。その人のお金の使い方で、だいたい生活水準を推測して、その範囲内でやるということだ。しかし、これがたまに見誤ることがある。相手がお金をよく使うから、それでいいのだと思っていたら、それが結構ムリをしているということがある。見栄を張る必要はないと思うのだけれども、見栄を張ってしまうのかもしれない。ある人の知人から「あいつは君にお金を使いすぎて、ちょっと今まずい状況なんだよ」と言われたことがある。これは言われるまで気づかなかったのである。だから、それ以降、この人と会わないようにした。貢がないから会わないというわけではなく、この人のムダ使いをやめさせるためである。すでに貢ぐ・貢がれるの関係が成立しているので、いきなり割り勘というのも不自然な流れであるし、この人と会う必要性もさほどないと思ったので、会うのをやめた。
 
こういうのを振り返ると、いかに浅い関係を築いてきたかが分かる。これで私が最初に出した名言の正しさがなんとなく分かるだろうかと思う。
 
なぜこのような遊びをやっていたかというと、金がなかったことと、現実逃避である。でも、これは気晴らしにはなったけれども、何の問題も解決してくれないと悟った。そもそも、このような方々と浅い関係を築く時間を使うのであれば、信頼している人間と飲んだ方がよっぽど人生が豊かになる。
 
ちなみに、今はこのようなことはやっていない。むなしくなるだけであるし、相手に失礼である。これまでに語った事例というのは、そもそも信頼関係を築くつもりがなく、ただのデート相手だから成立した話である。だから、ご馳走になったら、心を尽くして礼を言い、機会を見てお返しをする。たとえばお土産などである。この渡し方も不自然なやり方ではいけない。相手にお返しをさせないようにする。
 
それでも、意図せずして、たまにお金を沢山使わせてしまうことがあるが、それでも信頼関係が根底にある。それを「貢ぎ方」について尋ねてきた女性に、話の流れで話したら、「次は私も連れて行って!」と言ってきたが、「この人は大事にしたいから、金を使わせるためのお食事会を設定するつもりはない」と断った。今の私は、このように大事にしたい関係しかない。むしろ、信頼関係を強固にし、そこからお互いに学べたり、楽しい雰囲気を味わうことに時間を使いたいので、このようなくだらない遊びに時間は使いたくないと思っている。