相手に寄り添う。

note.mu

 

すごく好きな記事です。
勉強になります。
 
こうやって人は自分の行動に違和感を感じて修正をし続けていくのだなぁと改めて思います。
 
最近思う。
人間の苦労は無駄にならないと。というのも、苦労している人は、やっぱり相手の気持ちを理解して配慮してくださるからだ。もちろん、生まれ持った感受性や想像力でそういった思いやりを発揮する人もいるけれども。
 
自分が正しいと思ったことをやり、それが功を成すこともあれば、その中でちっちゃな失敗のようなものも出てくる。大事なのは、自分が改善すべき点をきちんと拾い上げて、それを眺め、自分の人生に活かすことだ。
 
佐渡島さんは、経営者として会社を守る責任があるし、本気だから、彼もついていけない社員を置いて突っ走る道を選んだのだろう。でも、やっぱり、できる範囲というのはあるだろうけれども、同じ目線になって一人ひとりと向き合うことが大切なときもある。社員がついていけないなら、「なぜついていけないか」を一緒に考える。その過程で、自分の見落としていた部分が分かるかもしれない。
 
社員だって一人の人間である。会社を出た後に、家族や恋人との間で何かがあるのかもしれない。
 
私は今回、勉強がよく分からないと言って先生に泣きつくことになった。分からないというだけの問題ではないけれども、そうしたら、「じゃあ、一緒にやろう」と言ってくださり、休み返上になるかもしれないことも覚悟の上であるようだった。
 
まさに、私こそが「ついていけない人間」であった。そういうときに「ついてこい」と言うことも先生はできただろうし、そういう選択もあった。それはそれで、私は「ついていけない人間」としてその自分を受け入れなければならない。
 
でも、私と同じ目線になって、私が「ついていける」ように先生が手を取ってくださったことで、信頼関係がより強固になったような気がするし、感じ入るものがある。この経験を自分の今後の人生に取り入れて、そういうことができる人間になりたいと思うようになった。