男と女。

「あのさ、目を見たときに、相手が自分を「女」として見ているのか、それが単に「SEXしたいだけ」なのか、それとも「惚れている」のかって、何となく直感で分かんない?」
 
と、あるお姉さんに聞いた。
「分かるね。」
 
もちろん、それを上手く隠す人間もいるけれどもね。
 
それで、その両方の場合、それぞれの難しさがある。
 
【ただヤリたいだけ】
これはこれで、襲われる可能性があるので、それを上手く避ける必要がある。これに飲み込まれてしまう人間は、男性と二人で会わない方がいい。
 
私は、サバサバした話し方をして、雰囲気をブチ壊すということをやっていた。相手をさんざん貶める。「あんたとヤルわけないでしょ」とか言い放ったりする。あちらはこちらを好きで口説いているわけではないから、別に傷つかない。
 
でね、これが問題なんだけれども、「牙を隠して近づいてくる男性」がいるということ。いい人のふりをして近づいて、いざという時に牙を剝き出しにする。まぁこれが男性というものだろうなぁと思いながら、淡々と拒否していく。
 
 
【惚れている場合】
これが結構問題で、相手がこちらのアプローチをしてこないことがハッキリと事前に分かっていても、近寄ることが難しくなる。というか、自分に対して冷たくなったり、ちょっと難解な行動をしてくることが多いので(私の場合)、相手に近づいても微妙な空気になる。ぎこちない会話になってしまう。だから、戸惑ってしまう。もちろん、そのような反応を示さない人もいるけれども、そうすると今度は嫉妬心を出す人がいるので、話す内容に気をつける必要が出てくる。
 
あと、相手が結婚をしているとかで、自ら一線を引くだろう、その性格だろうと思って安心しきっていると、ところがどっこい、空気が変化してきて、相手が男として接してくる・・・という可能性もある。
 
それを避けようとして、サバサバと話すこともあるのだけれども、これが最近そうもできなくなってきた。それは、私が弱りきっていることや、私も昔とは違ってきて、いるということなどが挙げられる。
 
相手の理性がちょっとずつほぐれてしまったときのことを考えると、私としては警戒せざるをえない。心を開きたいけれども、心を開いたら、相手との関係がふかまっていくからだ。