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同居人の涙。

人が泣いているとき、どう対応するかは非常に難しい問題だろうかと思う。
まぁしょっちゅう泣いて人にあまえている人間がよく言うわと思うけれども。
 
ルームメイトがしょっちゅう泣いている気配を感ずる。
これで声をかけるかどうかなのだけれども、私はかけない方がいいと勝手に思っている。
それは、声をかけてしまうと、彼女が泣きづらくなるからだ。これは同居人だからこそである。彼女がいちばん気持ちを落ち着ける場所で、私に気遣って泣けないようでは良くないと思った。それに、私が何か言ったところで彼女の抱えているものは何一つ解決しないだろうし。
 
では、挨拶をするかというと、これもしないことにした。
恐らく話しかけられたくないだろうから。そんな気配を感ずるのである。
機嫌がいいときには「おはよう」とか言ってくるのである。
 
そして、あまり細かいことにこだわらない方が同居はうまくいくような気がする。
ちょっとオッチョコチョイくらいの方がいっしょにいて楽だろうと思う。
 
ルームメイトが2回も私の電子レンジの皿を割る。
「まぁ、人生、そういうこともあるよ」と一度目は言った。
 
彼女は、「次は、割らないように、このような使い方をする!」と言ってきたので、「まぁお好きにどうぞ」と言った。
 
で、数カ月後に、また割れた皿を見つけた。
ルームメイトが「また割っちゃった!」と言ってきた。まぁ彼女らしいなと思った。彼女は皿の置き方がそもそも割れやすいような置き方をする。だから不思議ではなかった。私は笑った。
 
それで、興味本位で訊いてみた。「どうやったらそんなに皿を割れるんだ」そうしたら、案の定、置き方について言ってきた。聞くまでもなかったかーとは思った。
 
短期間で2度も皿を割るというのも、また天才的だなぁと思った。まぁそういうテキトーさや大らかさが彼女のいいところでもあるし、いいのではないかと思った。
 
でも、これが自分の子供となると、原因を考えさせ、二度目に同じ失敗をしないように考えさせて改善させるだろうと思った。ただ、彼女の場合はもう長年身にしみついた習慣だから変えるのが難しいのだろう。一度目に改善点を自分で指摘していたのにもかかわらず割るのだから。