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仕事と人間性。

仕事と人間性。
 
仕事には、その人の人間性が現れる。
だから、相手の性格や特性に合わせて、こちらも仕事のやり方や、言葉の返し方を変えてゆく。
 
また、感情というものも厄介なものなので、相手がどのような反応をする人間で、どういう感情を持つタイプなのかということを、頭に入れている。
 
極端な例を出すと、相手に注意されるのが非常に苦手で、攻撃的な人間がいる。そのような人間に注意をしようものなら、反撃を食らう。だから、このような人間には、必要最低限しか注意しない。必要に迫られて注意したとしても、その後に必ずフォローを入れ、相手の関係が悪化しないようにする。たまに、こういう人間には、好き放題怒鳴らせておいて、こちらが徹底的に怒られることによって、相手を優位に立たせ、相手の面目を保つことによって関係の維持をはかることがある。
 
あなたは私を怒鳴るほどエラくて、私はあなたの子分ですよ、と見せかけることにより、相手に安心感を与えるのである。
 
この手法は、相手のプライドが高い場合に使える。
また、私はこの手法により、相手に嫌われていたのを自分の仲間にしたこともある。
 
「敵は少ないほうがいい」
これはある業界で言われていることらしい。
 
ときには敵を作ってでもやらなければならないことがあるが、よっぽどの理由がない限り敵は作らない方がいい。
敵を作っても、自分を信頼している人物がいれば怖いものはないが、でも、敵を作れば、相手が何を仕掛けてくるか分からない。自分が悪いことをしなくても、貶めてくる人もいるからである。
 
私の元・同僚は、自分の嫌いな人間を貶めるために、言葉巧みにその人の上司を取り込んで、自分の敵を攻撃していた。ちなみに、私は彼女の敵の方が正論を言っていることを知っていたが、彼女の敵ではなかった。それは、彼女の感情を害する発言をしなかったからである。別に自分を守るために同僚に厳しいことを言わなかったわけではなく、言っても意味がないことを分かっているから、いちいち体力を使って敵対しなかっただけだ。
 
人間の中には、裏にこわ~い顔を隠している人間がいる。だから、下手に敵を持っていると、いつ攻撃されるか分からない。
 
私の同僚はそのような人間で、表面上はキレイに取り繕いながら、裏で陰口を言って、相手を攻撃するような人間だと、後に判明した。
 
彼女は徹底して自分の嫌いな人間を攻撃して去っていった。私は無傷であった。それは、私が彼女の感情を害さなかったことと、彼女を上から見るような発言を絶対にしなかったからである。
 
私はこのとき、敵は作らないに限るなと思った。もちろん、それでも嫌われることや、ワルモノだと思われることがある。そこから、相手を自分の仲間にするように動くこともあるが、その必要性がなければ何もせず、何も言わず、シャンとしていることも多い。
 
それができるのは、自分を信じてくれる人がいるからである。信じてくれる人が一人でもいれば、人は強くなれる。