島んちゅと都会人。

私が島んちゅだと聞くと、みんなどう感じるんだろうか?
珍しがられることが多くて、変な偏見を持たれることは少ない気がする。

島んちゅの私は、都会は階級意識が強いということに驚いた。
都会には高級住宅街があれば、一人で立ち寄るなと忠告されるスラム街がある。

下記のマンガがどこまで真実かは謎だが、京都は閉鎖的というのは有名な話で、京都人自らが「ぶぶ漬け(お茶漬け)」の話をする。

京都では「ぶぶ漬け」を家で出されたら「帰れ」という意味合いを持つらしい。

(前にも書いたが、)
私は京都の高級昆布屋で「お前さんはどちらからきたの?」と問われ、大阪だと答えると、「京都と大阪では使っている昆布が違う。大阪の昆布は味の主張が強すぎるが、京都の昆布は素材の味を引き出す昆布なんや」と言われたことがある。

遠回しに「お前さんに売る昆布はない」と言われているようにも受け取れたが、それくらいで引き下がるほどハートが脆くない私は、店主から昆布の情報と、とろろ昆布の製造方法まで聞き出して、購入して帰った。(^o^)えへ♪

一流の芸術作品に触れたり、質の高い書物へのアクセスが非常に悪い島に不満があったが、今では島に生まれて良かったと思っている。

島にいた頃は、海でカラフルなお魚と泳いでいた記憶がうっすらとある。

良し悪しももちろんあるのだけれど、やはりキラキラと輝く海に囲まれて(おそらく)まっすぐ育った(←たぶん)ことは、よかったなぁと。

エリート意識というものが都会と比べるとないし、階級の差をそこまで感じないから、社会階級に関しての執着が(たぶん)そこまでない。他者を蔑むことも比較的少ないような気がする。

君も、君もイイよね!となる。
もちろん、実績がある人はエリート意識があってもいいし、堕落した生活をする人を非難しなきゃいけないときもあるけれどもね(それがスラム住人とは関係ないです)。

まあ!しかし!
奄美大島世界遺産に登録されると、アタシの出身地は!
世界遺産やっ!」ってなる(ドヤ顔?)w

でも、観光客誘致がヘタクソで、沖縄のように注目を浴びず、自然体でのんびり屋さんの島のままでいてほしいな。

 

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