「言葉と空気の力」

「言葉と空気の力」
いろいろな人との会話の中で得たことを、私は書き留めている。目の前で書き留めることもあれば、あとでこっそりパソコンに入れ込むこともある。インターン中は、感じたことを都度スケジュール帳に書いていた。
 
そのうちの1冊のノートを見返していた。記憶のなかに確かに残っている言葉たちだけれど、メモとして「記録」が残っていると、私の脳で歪められていない「確かな言葉」として確認できて、よりしっかり噛みしめることができ、じわりと肌に細胞に、心に染み込んでゆく感じがする。
 
悩んでいたときにくださった言葉たちを、今日は見つけた。それを「確かな言葉」として目で確認することで、さらに勇気を貰う。
 
「言葉ってすごいなぁ」と思う。
 
 
私は人とお話をするのも好きだけれど、一人の時間もとっても大切。それは、人と会って感じたものーそれは言葉だけではなくって、空気とか、目線とか、世界観とかーそれをしっかりと噛みしめるためなのかなぁって思う。
 
私は欲張りだから、相手から最大限のことを学びたいという想いが強い。だから、相手のくださった言葉、態度、気づきをメモをする。こんなことを言うと、相手が私にかける言葉に慎重になるかもしれない。いいことを言うとかそういうのではなくって、不器用さの中ににじみ出る空気、イジワルな態度ににじみ出る人間くささとかも大好きだから、その人のままでいい。その人あるがままを感じたいと思いながら、私は人と会っている。
 
それで、感じとるものが多いからか、自分の中で噛みしめて味わう時間が欲しくて一人になる。
 
昨日のセミナーでも様々な気づきや感動があった。それを言葉にしたいと思いながら、言葉にする気分になれなかったり、言葉にできないこともある。そんなときは、あのときに感じたことを、頭のなかでぐるぐるって回して眺めて楽しんでいる。