Entries from 2017-01-01 to 1 month

あの人を笑わせたくて…。

壁からヒョコッと顔だけ覗かせて、笑顔で私は語りかけた。 「ああ、はい」 と、その人は言い、やっぱり笑わない。 今日もダメだったか・・・。と私は思った。だいたい、笑顔で話しかければ、相手がつられて笑うのに、この人は絶対に笑わない。 笑わない人を…

(相談)教育者として失格の親を持った娘たち。

妹がわがままを言う。 自分は正当なことを言っているようにしか見えないが、私から見ればそうは見えない。 自分でできることを、母親にやれ、と命令口調で言う。 私からすれば、母親に命令すること自体がおかしな話であるし、命令する理由もない。そもそも、…

「この世で最も尊いのは、深い深い愛情である」

www6.nhk.or.jp この番組を見て、コソコソっとだけれども、涙が溢れてきて、終わるとすぐにシャワー室に逃亡したw 祖母はコタツで寝ていたのに、この番組の内容に気づいてか、起き上がってきて、真剣に見ていた。私としては祖母に見て欲しくなかった。おそ…

「経験の利点と欠点」

「経験の利点と欠点」 妹が、アルバイトの経験をもとに、社会の裏側について洞察を示していた。大人になったなぁと思うと同時に、経験というのは人の視点を変えていくのだな、ということを再認識した。 経験豊富の基準というのも人それぞれであるが、私は経…

柔らかな空気。

広島は一度だけ降りたことがある。 無口な上司とふたりで・・・・・(爆笑) 二人っきりで車で8時間?くらい? 往復で? 造船会社に行ったんだったかなぁ? 仕事は15分くらいで終わったんだけれども、お客さんが私を見て、なんで私がいるのか、というよう…

心を育てる。

心を育てる。 戦争は、戦争を経験した世代がいなくなった後に起こる。 という話を読んだことを思い出した。 つまり、戦争を経験した世代というのは、その悲惨さを知っているために、戦争が起こらぬように努力する。しかし、その世代がいなくなり、戦争の悲惨…

オードリー・ヘップバーンと感受性。

オードリー・ヘップバーンの伝記を買った。 あそこまで成功しながらも、晩年もクスリなどに溺れず、慈善活動をし、ヒドイ死に方をしていないので、この人はそこそこ苦労した人間か、あるいはこのような人生を送れるだけの人間性を持ち合わせていたのだろうと…

カメラマンの洞察。

華やかな空間の中に織りなす哀しみを抱えた人々について書いたら、このことを思い出した。 昨年の10月ごろに書いたものである。 10代のとき、私は暇つぶしにカメラマンの助手をしていた。 「お前、苦労しただろう?」 会って1度めか2度めに、カメラマ…