「日本人って英語できたの?(笑)」

日本がマレーシアを占領していたとき、日本政府が通貨を発行していたのだけれど、それが何故か英語なんだよね(笑) その通貨を見たマレー人がこう言った。
 
「日本人って英語できたの?(笑)」
それくらいに日本人が英語ができないのはマレーシアでも有名な話。でも、新渡戸稲造は英語で本を出しているし、夏目漱石は英国に留学しているし、エリートは昔から英語ができたんだろうという認識を持っていたので、こう答えた。
 
「エリートだけは昔から英語ができたから、通貨を発行できたのだろう」って答えた(笑) まぁそうじゃないと外国に大使館置けないから当たり前か…。国によって使用言語は違うだろうけれども、日本のトップ・エリートは昔から外国の情報はそこそこ持っていたという認識がある。外国の情報を得るのは、外国語ができないといけないから、語学もできたのだろうと思う。
 
実際、使っていないからスルスル英語が出てこないだけの話で、大学入試の英語の成績がそこそこ求められる大学に入った人は英語はできると思うんだよね。
 
あと、やっぱ日本語話者の英語習得が難しいのは、日本語の音の種類が英語よりもかなり少ないことだろうかと思う。だから、耳が慣れていなくて聞き取れないし、発音も難しく、日本語訛りの英語はネイティヴでも聞き取りづらいと思う。私の発音も「違う!」とアメリカ人に言われて、何度も練習させられたけど、まぁ何回やっても…アレ?って感じ。ちょっと時間が経つと…アレ?戻っている…って感じ(笑) でも、中国語などは音の種類が多いから、発音も日本語話者よりはるかに綺麗。
 
でも、フランス人がイギリスでもフランス語を話すように、この際、日本語を貫き通すのもありだとか思っちゃうけど。日本語が書いてある製品は、高品質って思ってもらえるみたいだし(笑) でも、日本人は平和ボケしているから、カモにされる可能性もなくはないけど。